卒業生の紹介
Graduates’ Interview
もっとたくさん経験を積み、医学の道を究めたいと思います。
順天堂大学 医学部 卒業 埼玉県内の市立病院勤務
現在、埼玉県内の市立病院に勤務し、外科医として活躍している、A.Sさんにお話を伺いました。
いつごろから医師を目指していたんですか?
A.S漠然とした思いはずっとあったかもしれませんが、はっきりと目標にしたのは、高校一年生の時でした。
何かきっかけがあったんでしょうか?
A.S私は水泳部だったんですが、故障して、自分の体が自分の思い通りにならない辛さを痛感しまして……。だから、最初はスポーツ選手に寄り添える医師を目指していました。
では整形外科の先生になりたかったんですね。
A.Sはい、出発点はそうでした。でも、大学で学んだり、研修医として現場で経験を積んでいくうちに、内科や外科に行きたくなってきて……。
スポーツができないのは本当に辛いんですが、もっと切実な問題に直面している方がたくさんいるということがわかってきて、その方たちの力になれたらと思うようになりまして……。
そして今に至っていると
A.Sはい。私は「これ」と思うと突っ走るタイプなので……。
猪突猛進型ですね(笑)
A.Sはい。(笑)
高校時代は受験一色というわけではありませんでしたよね。
A.Sはい。水泳に燃えてました!(笑)
私は平泳ぎの選手で、関東大会目ざして頑張っていたんですが、タイムが届かず、願いはかないませんでした。でも、泳ぐことが大好きだったので、部活は楽しかったですね。本当にいい思い出です。
勉強との両立は大変だったのでは?
A.Sいえ、むしろ、部活をやっていたからこそ、時間の使い方を工夫したりしましたし、引退後に集中して勉強できたのも部活のおかげだったと思います。
それは後輩たちにも伝えたいですね。
A.Sはい、大変かもしれませんが、部活と勉強の両立を目指してください。
あと、私の周りには医療系の進路を目指している友達が何人かいて、その友達と励まし合い、競い合いながら勉強できたのも大きかったと思います。
突っ走る気性に友情パワーが加わったわけですね(笑)
A.Sもう、まっしぐらでした!(笑)
医師のお仕事はどうですか?
A.Sとても忙しく、大変ですが、本当にやりがいのある素晴らしい仕事だと思います。
どういう所にやりがいを感じますか?
A.Sやはり、患者さんが健康を取り戻し、元の生活や笑顔を取り戻せたとき、純粋に、「よかった」という喜びがこみ上げてきます。
また、決定的な場面で患者さんにどう対応するかを自分で判断しなければならない時があるんですが、その時、的確な判断ができると、判断が正しかったという安心感と、医師としての責任を果たせたという充実感を感じます。
本当にもう立派なお医者さんですね。
A.Sいえいえ、私はまだまだ未熟なので、もっとたくさん経験を積み、もっと勉強して、医学の道を究めたいと思います。最近特にそう思うようになりました。
究めてください!
A.Sはい!がんばります!